宮古島思い出アート GW中の営業について
こんばんは。
宮古島思い出アート Kyokoです。
例年であれば、楽しいGWが始まる時期ですね。
今年はそうもいかないのが、悲しいところ。
そして、残念ですが、GW中の宮古島思い出アート アトリエお休みのお知らせです。
今更ではありますが、
GW中、5月6日までの宮古島思い出アート アトリエ営業を休業といたします。
ちょっとここから、私の心情の吐露になりますがお付き合いください。
4月7日の首都圏をはじめとした緊急事態宣言が、全国に広がり。
各自治体で休業要請や休業する職種などが、人々の生活の不安定要素となり始めました。
宮古島では、現在コロナ感染者・発症者は確認はされていませんが、宮古島から内地(沖縄以外の日本)に帰った後に発症したという事例や、お隣の石垣島では発症者が確認されたりと、予断を許さない状況であります。
石垣島市長はGWの来島拒否の要請や観光地の閉鎖を決定。
宮古島島民としても、宮古島もそれに準じてほしい。。。と願うほどになっています。
私の職種は観光業ですが、飲食店でもなく、密室環境ではありますが
ネイルサロンが休業要請対象になっていないのであれば、同じような環境なので、
対策を取っていれば、お問い合わせがあればご予約を受け付けしようかな。と思っておりました。
(もちろんマスクの着用願いや、手洗いのお願い、体調の管理などをお願いしたうえでですが。)
観光業としては、お客様に来店してもらえなければ、収入が途絶えてしまいます。
お客様に来てもらえるのであれば、来てもらって収入を得たい!というのが、本心でありました。
ちなみに私自身は、ここ3週間、買い物とサトウキビ畑ウォーキング以外は、外食もしておらず、家で健康的にひきこもり生活なので、感染・発症していないという前提です。
ただ、今日までお問い合わせや予約がなく。
お問い合わせや予約がないから、観光のお客様も減っていて、大丈夫なんだなー。と思っていました。
しかし、本日、
「これからボディアートをお願いします!」
という、観光のお客様から、お電話がありました。
毎年GWの時期は、梅雨入りのため天気の悪い宮古島。
お店はほぼどこも閉まっている。
マリンレジャーもほぼお休み。
しかも午後から天気が崩れて台風並みの暴風雨。
せっかく宮古島に来たのだから、せめて屋内で楽しい思い出を作りたい!
というお客様からの、お電話だったのだと思います。
そんなときに、宮古島思い出アートを選んでいただいて、本当にありがたいと思います。
しかし、まず私の中で生まれた感情は、
「怖い。」
の一言でした。
そして、この感情が沸き上がる時点で、もし受け入れたとしても、
心のこもった接客はできない。と気づいてしまい、
大変申し訳ないのですが、お客様の受け入れをお断りさせていただきました。
では、何が怖いのか。
何が不安なのか。
まず、自分が感染するリスク。
感染して発症しない。という保証はどこにもありません。
発症しても軽症である。という保証はどこにもありません。
もし発症して重症化したら。
宮古島でたった3床しかない、コロナ専用病床を私が使うのでしょうか?
そして、そこからもし院内感染などが起こってしまったら!!!
考えただけで、恐ろしいことです。
小さな島なので、すぐに、
「宮古島で第一感染・発症者は、宮古島思い出アートらしいよ。」
と広まること、必至です。
そんなことになったら、もう宮古島にはいられなくなる!!
しかも、経路不明感染ならともかく、
【自分の意志を持って、感染の危機を承知で、お客様を招く。】
というのは、もう、誰のせいでもありません。
私自身の責任問題です。
人間として、大人として、社会人として、個人事業主として。
自分で背負うべき、責任です。
そして、きれいごとではなく、私は宮古島に感染者を出したくなく、宮古島を守りたいと思っています。
観光の皆様は
「それはきれいごとじゃん!
感染者が出るうんぬんじゃなくて、宮古島は安全でいたいっていう、島民のエゴでしょ?」
と思われるかもしれません。
が、実際にきれいごとではないのです。
もちろん、私は宮古島が大好きですし、好きで移住してきました。
そんな宮古島を守りたい。当たり前ですが。
それ以前に。
宮古島は私の職場なのです。
宮古島に感染者が出ると、
田舎の医療制度の脆弱さから医療制度の崩壊、
もし島内で蔓延してしまったら、
もし内地が終息してきても、コロナ患者がいる宮古島は、隔離されること間違いないでしょう。
宮古島の島民は、内地への渡航禁止。
宮古島は、コロナ患者がいる島。
そんな島に、観光のお客様はいらっしゃいますか?
観光のお客様がいらっしゃらなければ、宮古島の企業やお店や個人事業は、どんどん潰れるしかありません。
宿泊業もサービス業も飲食業も、大切な私の仕事の取引先です。
私から仕事を奪うだけでなく、取引先まで奪われたくありません。
現在の日本では、
無自覚無症状のウィルス保持者の方が、
自分の会社に通常通りの気分で出社し、
自分の会社の社長や常務や部長・課長・同僚のみならず
取引先の方々にまでウィルスをまき散らし、
自社や取引先の会社までに大打撃を加える。
それを防ぐために、緊急事態宣言が出され、自粛生活・テレワークを行っているのではないでしょうか?
言うまでもなく、ご自身、大切な人、ご家族、友人を守るためは当たり前です。
それと同様に、旅行者の方が、宮古島の会社や産業に大打撃を与える可能性がある。
宮古島にも大切な人がいる。友人がいる。
ということに、思いを巡らせていただけると、助かります。
そして、宮古島だけでなく、日本各地の観光地が申し上げる、
「観光での来島はお控えください。」
という文章には、
私たちの生活や生死がかかっていると、ご理解ください。
大変偉そうなことを、つらつらと長文で書いてしまい、失礼いたしました。
もちろん、私も不安です!
収入がありません!!
貯金がいつまで持つかわかりません!!
かと言って、今すぐ宮古島を引き払うにはそれまたリスクを伴いますし、
費用も捻出できません。
高齢の両親がいる岡山に帰ることも、できません。
まさに八方塞りです。
それでも。
一刻も早く、コロナが終息して、楽しい夏が来るように。
願わずにいられません。
その時は、本当に心からのおもてなしで、観光の皆様をお迎えしたいと思っています。
コロナを終息させてくれてありがとう。と。
みんなに言える日を、本当に心待ちにしています。
長くなりましたが。
ひとまず、宮古島思い出アートは5月6日までアトリエを休業とさせていただきます。
その後の営業につきましては、今後の状況を見て、判断させていただきます。
どうぞ、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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